東日本大震災で多くの住宅が被災しました。
多くの被害が瓦の棟の落下です。
私どもは後世に古き良きもの・建築物を残そうと考えております。
瓦も永久物ではありません。瓦が悪いんでも無いんです。
施工を考えれば残せると信じております。
今までの三段棟・五段棟ではなく、丸の七寸を使用します。
金具にタル木を止めて、モルタルで固めます。
そして上から瓦を固定します。
これだと震度6強の地震にも耐える事ができます。
古き良き物も、職人達の手を加え、現代の施工にて残して行けます。
震災で解体した物もありますが、可能であれば「古き良き物」「須賀川らしさ」
を、「格子・赤瓦・白壁」の三大文化を保存していくのも、我々、地元にいる建築家
の使命であると考えております。