6月11日 16時30分 会長より携帯が鳴る
「慎二が亡くなった。俺は明日の朝一で、東京へ・・・」その後の記憶が・・・
自称 須賀川一の山男 宗方 慎二 享年60歳 永眠
私にとっては人生の大先輩であり、日大の先輩、怖い叔父さんの代名詞・・・
大酒のみ、豪快そのもの・・・大好きな、おっかない叔父でありました。
23歳の時に、日本大学創立80周年記念 ヒマラヤ ヤルン・カン遠征隊の隊員と
して挑戦をした、山を愛する、真っ直ぐな山男。生き方が、羨ましくもありました。
私が唯一、口答えをした甥っ子で、憎らしかったかな?
おふくろが亡くなりそうで、必死に看病してるのに、「この汚いフライパンはなんだ!
捨てろ!」おふくろが大事に使ってたから捨てれなかったんですが・・・
忘れられないのは、大学一年の頃の正月に、生まれて初めてお年玉で一万円を貰ったこと。
お金の有難さを教えてくれました。
何回か作ってもらったカレー、松坂屋の真似たソースカツ丼・・・美味しかった。
すべていい思い出です。
これは叔父が大事に使っていた、山登りに使うピッケル。
棺桶の上に、刀の代わりに・・・「いいの?」とはだれも言わず、「慎二だから・・・」
須賀川からも須賀川高校 山岳部のOB会「旭陵山岳会」の皆様が帳場、弔辞を
やって頂き、感謝いたします。
本当は私が音頭をとり、須賀川高校の校歌を歌いたかった・・・
♪天高く 風薫る 丘にみなぎる 希望の光♪って・・・
今まで、本当に御指導をありがとうございました。
ゆっくり休んでください。そしてこれからもあの温かい眼差しで見守ってください。
合掌