先日、白河市にあります木質バイオマス発電所である、白河ウッドパワーさんを
見学に行って参りました。
今、世間で言われております「再生可能エネルギー」の一つで、木材から電気エネ
ルギーを作成しております。大気中の二酸化炭素を増やすことなくエネルギーを
作成できる「木質バイオマス発電」です。
環境・経済・地域性から白河市に立地し、地元から15名の雇用をし、地域社会
に貢献をしっかりしており、素晴らしい施設・会社でありました。
なぜ見学に伺ったかと言うと、震災の木材瓦礫の問題です。
白河ウッドパワーさんは燃料である木材の6~7割は現在、福島県の震災瓦礫を
使用しております。震災前は4割程度でした。
放射能の数値の問題で、一番は灰に残るベクレル数ですが、
どうしても燃焼すると数値は出てしまいます。が、今現在で震災瓦礫を処理して
くれているのは、県内でこの一社だけと聞いております。
中間貯蔵施設やこの灰は、国や県の補助金で賄えないものなんでしょうか?
一日に15,000世帯分の電気量を発電できるこの発電所を有効活用し、脱原発に寄
与できないかと思う日々です。
我々はこの問題と向き合わなければならない時です。
福島県に残るという事は、震災と正面から向き合わなければなりません。
我々建設業者も震災瓦礫や除染に対して、どう対処していくか・・・
今後の課題であると考えます。